旅行者の皆さんに安心・安全にヨロン旅を楽しんでいただくために、ヨロン島でのマナー・ガイドラインに関する情報をご紹介いたします。
ヨロンブルーの美しい海とサンゴ礁、美しい自然やゆったりと流れる島時間、承継されてきた伝統や文化、これらすべてはヨロン島の宝物であり、先人たちが受け継いで大切にしてきたものです。
次の世代へ残していくために、そして島の暮らしを守るためには、旅行者の皆さんのご協力が必要となります。
ヨロン旅の前に、ぜひご一読ください。
マナー
自然環境への配慮
ヨロン島には自然豊かな場所が多く、珍しい動植物が生息しています。
そのため、自然環境に配慮することが重要です。ゴミは必ず持ち帰り、自然に傷をつけないようにしましょう。
また、野生動物には近づかず、自然の中での生態系を乱さないように注意しましょう。
島民の生活への配慮
ヨロン島には、古くからの文化や伝統が残る場所が多くあります。
神社を訪れる際には、静かに参拝し、騒がないようにしましょう。また、民家や公共施設の周辺を散策する際には、私有地への無断立ち入りはせず、住民のプライバシーに配慮して迷惑をかけないようにしましょう。
交通ルールの遵守
自転車やレンタカーを借りて観光する際には、交通ルールを守ることが大切です。
歩道を歩く場合には、歩行者優先で、自転車や車は注意して通りましょう。歩きスマホも大変危険ですので控えてください。また、駐車場は指定された場所に停めましょう。
島内には交通標識も少なく、見通しの悪い場所もありますので、高齢者ドライバーや島の子どもたちにも気をつけて、譲り合いの気持ちを持った運転を心がけましょう。
注意事項
天候の変化に注意
ヨロン島は海に囲まれているので、天候が急に変化することがあります。
晴れた日でも突然の雨や強風が吹くことがあるため、防寒着や雨具を持参することが重要です。
また、台風の影響で船の欠航が起こる場合もあるため、余裕をもった旅程を立てることが大切です。
携帯電話の通信状況に注意
一部の海岸線沿いでは、携帯電話の通信状況が不安定な場所がありますのでご注意ください。
日焼け対策の実施
ヨロン島は紫外線が強い島です。そのため、日焼け止めや帽子などで紫外線対策をすることが重要です。
また、熱中症対策として水分補給もこまめに行いましょう。
与論献奉について
ヨロン島には、盃に注がれた黒糖焼酎をみんなで飲む「与論献奉」というおもてなしの儀式がございますが、お酒が苦手な人にとっては不安に感じることもあるかと思います。
与論献奉は島酒での大切な客人のおもてなしとして、お酒が好きな人にも飲めない人にも平等に執り行われますが、無理強いは決してしないのが正しい与論献奉のルールです。ご安心ください。
「トォッ!」と言いましょう
「トォッ!」はストップの意。
親が盃に黒糖焼酎を注ぐ際、自分が飲める量を見極めて「トォッ!」と言うのも良いでしょう。決して無理をしないでくださいね。